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40代・50代女性が美容室に求めるべきは「技術」より「カウンセリング力」

40代・50代を迎えた女性の髪悩みは、単に「カットが上手」「カラーの仕上がりがきれい」といった技術だけで片づけられるものではありません。年齢とともに変化する髪質や頭皮の状態、生活習慣、栄養、ストレスなどの要因が複雑に絡み合い、表面に現れる症状(白髪、ハリ・コシの低下、パサつき、分かれ毛、薄毛傾向など)は一人ひとり違います。だからこそ、私たち美容師がまず提供すべきは「丁寧なカウンセリング力」です。今日は、なぜ技術よりもカウンセリングが重要なのか、具体的にどんな効果があるのか、サロン選びや当日の受け方まで、私たちの現場で培った視点から詳しくお伝えします。

なぜ年齢を重ねた髪にカウンセリングが必要なのか

年齢に伴う髪の変化は一律ではありません。見た目の変化は同じでも、原因は人それぞれです。単に「年だから」と片づけられてしまうと、本当に必要なケアや施術が見落とされ、結果として効果が出にくくなってしまいます。ここでは、カウンセリングが不可欠な理由を具体的に挙げます。

髪と頭皮は変化しているから

40代・50代になると、皮脂分泌量やホルモンバランス、毛周期の変化、髪内部のタンパク質量の減少などが起きやすくなります。見た目だけで判断すると、誤った施術やケア指示につながることがあります。マイクロスコープなどで頭皮・毛髪を観察することで、表面の印象だけでは分からない「現状」を把握できます。

悩みの背景は多岐にわたる

白髪が増える原因、カラーの色持ちが悪い理由、ハリが失われるメカニズムはそれぞれ異なります。生活習慣(睡眠、食事、運動)、ヘアケア習慣(洗い方、使用製品)、薬の影響、ストレスなどが関係していることも多く、単純な技術施術だけで解決しないケースがほとんどです。

一回の技術だけでは根本改善にならない

カットやカラーの技術はもちろん重要ですが、同時に必要なのは継続的なケア計画と自宅での実践です。カウンセリングをしっかり行うことで、どの施術が優先か、どのホームケアが必須かを明確にし、短期的な仕上がりではなく「持続する美しさ」を目指せます。

良いカウンセリングがもたらす具体的な効果

では、実際にカウンセリングを重視するとどんな良いことがあるのか。ここでは現場で私たちが何度も確認してきた効果を紹介します。

原因を特定して最適な施術プランを立てられる

マイクロスコープで頭皮や毛髪の状態を診断し、生活習慣や以前の施術履歴を聞き取ることで、目の前の症状が「一時的なもの」なのか「継続的なケアが必要なもの」なのかを見極めます。結果として無駄なダメージを与えず、効果的な施術とケアを組み合わせられます。

仕上がりの満足度が高まる

色の似合わせ(カラー診断)や顔立ち・ライフスタイルに合わせたスタイル提案は、単に「技術が上手」なだけでは叶いません。しっかり話を聞き、希望のニュアンスや普段のスタイリング時間、手に入れたい印象を共有することで、サロンでの仕上がりが日常でも再現しやすくなります。

自宅ケアの精度が上がる

サロンでの施術を長持ちさせ、髪の状態を改善していくには、自宅での習慣が鍵です。カウンセリングで日常の洗い方、使用アイテム、ドライの仕方まで聞き取ることで、個々に合わせた具体的なホームケア(シャンプーの選び方、トリートメントのタイミング、頭皮ケアの方法など)をお伝えできます。

サロン選びとカウンセリングで確認すべきポイント

白いシャツを着た女性が、チェックリストの項目にチェックマークを入れている様子。背景はシンプルな灰色。

実際にサロンを選ぶとき、カウンセリング力を見分けるためのチェックポイントを紹介します。参考にして、失敗の少ないサロン選びをしてください。

診断ツールの有無と使い方

マイクロスコープや頭皮・血流計測などの機器を持っているかは重要な目安です。しかし機器を持っているだけでなく、診断結果をどう説明し、どう施術計画に落とし込むかが肝心です。機器の結果を分かりやすく伝えてくれるかを確認しましょう。

生活習慣やホームケアまで踏み込んで相談できるか

髪のプロは、サロンでの技術だけでなく日常の習慣を聞き取り、その方に合った改善策を提案するべきです。栄養や睡眠、スタイリング習慣などについて踏み込んで質問してくれるサロンは、根本改善に向いています。

継続的なフォローと現実的な提案があるか

「1回で劇的に変える」といった過度な期待を煽るのではなく、現状と改善の道筋を示してくれるかが大切です。次回の目標設定や、自宅でのやることリスト、必要に応じた再診断の提案があると安心です。

カウンセリングを受ける際の準備と当日の流れ

せっかくサロンに行くなら、時間を有効に使って納得のいくカウンセリングを受けたいものです。来店前の準備と、当日に伝えるべきポイントをまとめます。

来店前に準備しておくこと

普段使っているヘアケア製品の名前や、最近受けた施術(パーマ・カラー等)、日常のスタイリングにかける時間、気になる写真(理想のスタイルや気になる部分の拡大写真)をスマートフォンに用意しておくとスムーズです。また、体調や服薬中の薬があれば簡単に伝えられるようにしておくと良いです。

カウンセリングで必ず伝えるべきこと

「困っていること(具体的に)」「以前に試したケアや美容室でのアドバイス」「生活習慣で変えられない点」「優先順位(見た目重視か、将来の予防重視か)」を必ず伝えましょう。優先順位が明確になれば、スタイリストは最適な施術の順序や継続プランを立てやすくなります。

納得するまで質問する重要性

診断結果や提案に不安が残ると、サロンでの効果は半減します。施術方法、ダメージのリスク、期待できる期間、ホームケアの手順まで納得いくまで質問してください。プロの側も、理解してもらうことがサービスの一部だと考えています。

まとめ

40代・50代の髪悩みは表面的な技術だけでは解決しにくく、丁寧なカウンセリングによって原因を見極め、継続的なケア計画を立てることが最も重要です。診断ツールの活用、生活習慣を踏まえた提案、現実的なフォローがあるサロンを選び、来店前に準備をして臨めば、短期的な満足だけでなく長期的な改善を実感できます。私たちRe Beaut(リビュート)でも、マイクロスコープによる頭皮診断、髪質改善トリートメント、頭皮エステ、カラー診断や血管・血流ケアなどを通じて、カウンセリングを軸に一人ひとりに合わせた提案を行っています。美容室で「本当に相談できた」と感じられる体験をぜひ大切にしてください。

皆さまの髪が本来の美しさを取り戻すお手伝いができることを、心から願っています。

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